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リウマチ血液検査RF定量値とは

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リウマチの血液検査にかんしてはクスリについで多くの記事を書いていますが、それだけ血液検査という部分での知識が重要だと私は思います。
血液検査を行うと当然ですが、色々な数値がわかります。その項目のひとつにRF定量と言うものがあります。
一般的にはこの数値の高い人ほど、リウマチだと言われています。ただ人によっては数値が高いが症状が自体が発生していない人もいますので、RF定量とはいったいなんなのか説明をしたいと思います。
そもそもRFというのはリウマチの因子のことをいいます。
血中にリウマトイドという物質が多くなると、RF定量値が高くなります。関節リウマチの患者さんのうちRF定量値が高い人が70パーセントから90パーセントといわれ関節リウマチと関係があるために判断基準のひとつとして設けられています。

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また数値が高ければ関節リウマチなのかというとそうではありません。たしかにリウマチ患者では数値が高いですが、他にも膠原病や疾患の類の可能性も考えられます。さらに健常者から高齢者でも数値の高い人がいるのでこの数値が高いからと一概に関節リウマチと判断がされることはないです。
検査方法としてはRAテストというものがあります。
こちらは採血を行なった血液にラテックスという粒子に抗体を吸着させることで、その反応を調べます。
基準値として設けられているのがRF 陰性、RF定量値 20ml以下となっています。
陰性と基準以内に収まっていれば正常と判断はされるのですが、関節リウマチである人のおおよそ20パーセントの方は陰性の判定が出るようです。特に症状が表れていて陰性の場合はほかの診断を行い、詳しく検査を行う必要があります。逆に陽性、基準値を上回る判定の出た方は関節リウマチや膠原病を患っている可能性が考えられます。
ほかの記事にも書いてはあるのですが、リウマチの判定というのはなかなか困難な場合があります。
自分の健康状態次第で結果も変わっていく事がありますので、数値は参考程度に考え、細かな検査を受けていくことが重要になります。

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