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子供のリウマチの初期症状の特徴について等

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リウマチとは関節に関わる疾患の一種で、何等かの理由で関節に炎症が起きる事で様々な症状が現れます。
人間の関節には内面を覆っている滑膜という膜があるのですが、この膜で炎症が起きるのがきっかけとなって発症します。
 現在の日本ではリウマチの患者は60〜70万人程度いると言われていますが、潜在的な患者を含めればもっと増える可能性もあります。
ちなみに発症率を男女別で見てみると明らかに女性のほうが高く、男性の約5倍程度の発症率となっています。
 リウマチを発症した場合に現れる症状としては関節の腫れや痛み、朝に関節のこわばりを感じる等が挙げられます。
この時の関節のこわばりは時間の経過に伴って改善していくのが特徴で、これを毎朝のように繰り返す事が多いと言われています。
 それ以外にも発熱や全身の倦怠感、体重減少や食欲不振等といった全身症状が現れる事も少なくないです。
 ちなみにリウマチが発生する原因については不明な点も多いのですが、免疫が関わっている事が分かってきています。
免疫とは体内に侵入した異物を攻撃・排除する機能ですが、これが何等かの異常を起こして正常な体を攻撃する事があるのです。
これが関節に起きるのがこの疾患で、状態が悪化してくると関節の破壊がどんどん進んでいきます。

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 リウマチの治療方法に関しては薬物療法や手術等があり、患者の状態等に合わせて治療方法が選択されます。
薬物療法の場合にはステロイド薬や消炎鎮痛薬等が使われる事が多く、手術では関節機能の改善を目的に行う事が多いです。
 ちなみにリウマチは大人が発症するものと思っている人も多いのですが、実は子供が発症するというケースもあります。
子供が発症した場合には初期症状に、大人とは違う特徴があるので覚えておくと役に立ちます。
 リウマチを子供が発症した場合に見られる初期症状の特徴については、全身症状が現れやすいという特徴が挙げられます。
この疾患を大人が発症すると関節の腫れや痛み等の初期症状が現れるのが特徴ですが、子供の場合には発疹や発熱等の初期症状が見られるという特徴があります。
子供の初期症状でも大人の初期症状のように関節の痛みが現れる事も多いのですが、それ以外では発熱等の全身症状が現れる事が多いのです。
 そのため子供が関節痛を訴えていて、それに加えて発熱や発疹等の特徴的な症状が見られる場合には注意が必要だと言えます。
このような子供のリウマチの初期症状に似た状態が確認される場合には、出来るだけ早めに病院を受診するのが望ましいです。

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