リウマチ薬で使用する葉酸とは
関節リウマチというのは設備、治療が比較的に進んだとしても怖い病気です。
リウマチを適切な治療を行わなかった場合に、10年後には半数以上の患者さんは寝たきりになってしまうという結果があったりします。
これは単なるリウマチの痛みからではないです。リウマチの一番恐ろしい部分でもある、関節の破壊が主な原因です。リウマチの進行により、関節の軟骨、骨が破壊される変形してしまうこのためこの病気は重大疾患になります。
リウマチというのは発症してからすぐに進行していきます。
だいたい２年目にはいってから関節の破壊が30パーセントを超えていき４年目にはだいたい40パーセントになっていくことが分かっています。
そのため早期の治療が重要なものだと理解していただきたいです。
題名でもある葉酸の話に戻りますが、葉酸というのはビタミンの一種で食用色野菜に多く含まれる成分です。本来であればこの成分というのは体にとって必要なものです。
リウマチの投薬についての歴史を紐解いていくと、まず最初に痛み止めであるアスピリンが現れました。
そして後、痛みと炎症両方に効果があるステロイドが開発されました。
そしてその後、炎症、関節破壊の両方に効果がある抗リウマチ薬が開発されました。抗リウマチ薬というのは葉酸の働きを抑える作用がありこの作用から、関節破壊と炎症に効果があると分かっています。
関節リウマチというのはこの葉酸を過剰に骨に摂取してしまう傾向のある病気です。
その事が原因で関節の炎症を引き起こす事になります。そこで抗リウマチ薬を使用することで、短期で痛みや腫れを抑えて日常生活に近い状態に向上させる事ができるようになりました。しかし、ここでこのクスリの投与の量により体に大きな副作用をもたらす事が判明しました。
本末転倒な部分もありますが、この葉酸を抑えるクスリを使用して行った際に、あまりに葉酸の減少が見られた場合には葉酸の服用が必要になってきます。
葉酸を服用することで体の負担が大きく減少して、副作用が緩和されることが分かっています。
また服用により抗リウマチ薬の効果が薄くなることも分かっています。
