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リウマチ因子の数値とリウマチの関係とは?

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リウマチを判断する上でひとつの指標として重要になってくるものがあります。
それは「リウマチ因子」と呼ばれるものです。
しかしながら、この数値はあくまで判断の1つであって他の検査を行い、総合的に判断を行います。
この理由というのは、正常の方でも、十数%のかたというのは、陽性の反応が出てしまうということがあるのが原因です。
また、リウマチの患者の方でも約5%の方というのは、このリウマチ因子の検査で陰性になってしまうということがあります。
そのため、仮に反応があったとしても、将来は必ずしも関節リウマチになると言い切れないと言うことがあります。

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しかしながら、この数値が高い方でリウマチを発症した方はその症状も重度化するという傾向もあります。
詳しい数値に関してはこちらに記載しております。
   リウマチ因子の数値
数値の異常が認められた場合には、リウマチの他にも該当と考えられる病気がありますのでご紹介をしたいと思います。

感染性心内膜炎、肝硬変、肝炎、悪性腫瘍、シェーグレン症候群、サルコイドーシス、膠原病、リウマチ熱、全身性エリテマトーデス、強皮症、皮膚筋炎、多発性筋炎、結節性多発性動脈炎、 ※高齢者の方でリウマチ因子が高く出る事があります。

このように、様々な病気が考えられるので、そのほかの検査として、「CRP、赤血球沈降速度、抗CCP抗体、肝臓や腎臓、血液検査、レントゲン」といった検査を行うことで、リウマチなのかそれともその他の病気なのか判断を行います。
関節リウマチと完全に判断を付けるということはとても難しくと言うことがあります。
また、リウマチ以外の病気と言うのも、命や生活に支障が出る病気ばかりと言うことがありますので、病気にあった治療を行わなければ、大変な事になりかねません。
そのため慎重な検査を行う必要があります。

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