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膠原病と診断されたら

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膠原病と診断されたら、特定疾患認定の手続きを行ないましょう。
膠原病は、国の難病対策事業の特定疾患となっており、公費負担に関する申請を行うことによって、特定疾患患者に認定されると、かかる医療費の全額または一部が公費でまかなわれるようになります。
 病院で膠原病と診断されたら、多くの場合、病院側から「あなたの病気は特定疾患に該当します。
医療費の公的負担を受けることができますが、申請しますか」というような打診があります。
しかし、残念なことに特定疾患の公費負担について、まったく打診を行なわない医師も存在しています。
 膠原病と診断されたら、特定疾患認定の手続きをご自身で行うこともできます。
特定疾患の申請は、居住住所地を管轄する保健所で行うことができます。
必要な書類は、申請書・臨床調査個人票・臨床調査個人票を提出することへの同意書・住民票・世帯主の収入証明書の5点となります。
住民票や収入証明書以外で必要な書類は、すべて保健所で入手することができます。

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 膠原病は根治療法が確立していませんので、不治の病、いわゆる難病となっていますので、治療は原則一生続けていかなければいけません。
膠原病は病気の経過が長いので、患者さんおよびご家族の精神的・経済的な負担は非常に大きいものとなります。
ゆえに、膠原病と診断されたら、特定疾患認定の手続きを取られることをおすすめします。
 前述しましたように、膠原病は難病に指定されていますので、膠原病と診断されたら非常に怖い病気に罹患してしまったと思う方も少なくないのですが、膠原病は決して怖い病気ではありません。
適切な薬の使用と生活習慣によって、改善することが可能な病気であることを認識しておきましょう。
 膠原病と診断されたら、通常はステロイド薬による薬物療法が施されるようになるのですが、きわめて軽度の症状で推移する患者さんも少なくありません。
ステロイド薬を服用することなく、ごく普通の生活を送っている人も存在しています。
膠原病と診断されたら、精神的ストレスや疲れをためない、日光を避ける、健康食品にたよりすぎない、無理なリハビリはしないといったことが、日常生活での注意点となります。

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