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膠原病の初期症状となる足のむくみ

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膠原病は、現在のところはっきりとした原因が解明されていない、いわゆる難病と呼ばれる病気なのですが、自分が自分を攻撃する自己免疫疾患であるということははっきりとしています。
膠原病を発生しやすい遺伝的要因に、薬剤や紫外線などの環境的要因が複雑に絡み合って発病すると考えられています。
 膠原病は、単独の病気ではなく、いくつかの病気からなる病気グループの総称です。
そして、膠原病の中でもっとも患者数が多い病気が関節リウマチとなります。
関節リウマチの初期症状では、手首の痛みや手足全体の痛み、足のむくみ、こわばりなどの症状が現われます。
やがて、両手、両足、両ひざなどの多数の関節で左右対称に痛みが現われるようになります。
 痛みが起こるだけではなく、関節が腫れてきます。
そして、病気が進行すると、関節が破壊されて変形するようになります。
一度破壊された関節は元に戻ることはありませんので、手足全体の痛みや足のむくみなどの初期症状の段階で、早期に診断し治療を開始することが重要です。

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 膠原病を発症すると、非常に疲れやすくなり、この現象は「易疲労性(いひろうせい)」と呼ばれています。
そのほかには、発熱や関節痛、筋肉痛、皮疹、レイノー現象、リンパ節の腫れ・むくみなどの全身症状が共通する症状として、膠原病患者さんの多くに見られます。
 膠原病の中の血管炎症候群を発症した場合、体のどこに発病するのかで初期症状は変わってくるのですが、足の付け根のリンパ節が腫れた場合には、足のむくみが現われます。
しかし、この部分は軟らかい部位ですので、むくみはありますが押しても痛みを感じることはありません。
 膠原病の中の強皮症を発症した場合には、手指のレイノー現象が特に顕著な特徴となり、このレイノー現象とともに手指がむくみます。
強皮症は、細胞と細胞を結びつけている膠原線維が異常に増えることが原因で、皮膚が硬くなっていく病気です。
手指のむくみだけではなく、強皮症の病変は内臓にもおよび、さまざまな不調を引き起こすようになります。

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