膠原病　原因　ストレス

リウマチ　治療　症状 ＞ 膠原病の種類や症状原因、治療方法について ＞ 膠原病を悪化させる原因となる精神的ストレス

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膠原病は、いわゆる難病と呼ばれる疾患であり、現在のところはっきりとした原因が不明であり、根治療法も確立していません。
しかし、膠原病は、精神的ストレスが身体症状として現われやすい病気であるということははっきりしています。
その身体的症状のひとつが、レイノー現象と呼ばれる症状となります。
　実は、膠原病は単独の病気ではありません。
膠原病は、いくつかの病気からなる病気グループの総称です。
ゆえに、個々の病気で治療法も異なるのですが、その一方で病気グループに共通する症状も存在しています。
そして、レイノー現象が共通する症状として挙げられるというわけです。
　レイノー現象は、手指にじゅうぶんに血液が行き渡らないことが原因で起こります。
膠原病の患者さんは、血管内の炎症や血栓ができやすい傾向があり、健康な人と比べると血流が良くないことが原因で、レイノー現象が現われることが多くなっています。
ちなみに、血栓とは、血管内にできる血液のかたまりのことです。

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　レイノー現象とは、冷たい水や空気に触れた時や、精神的なストレスを受けた時に、手や足の指先が真っ白に変色し、次に色が紫色、紅色になり、その後はもとも色に戻る現象のことです。
レイノー現象は、さらに症状が起こる原因別に、寒冷レイノー現象や精神的ストレスレイノー現象と呼ばれています。
稀に、入浴中に温熱レイノー現象が起きる場合もあります。
　膠原病の患者さんは、神経の細やかな人が多いという傾向が強く、膠原病のために過敏になっているという一面もあるのですが、日常生活の中で精神的ストレスをためないようにするということが重要です。
精神的ストレスのほかには。
過剰な日光浴や休養不足、不規則な生活、服薬の中止なども、病気を悪化させる原因となります。
つまり、精神的ストレスをはじめとした禁忌事項を避けることによって、病気の悪化を予防することができるというわけです。
　膠原病の中で関節リウマチについで患者数が多いのが、全身性エリテマトーデスとなります。
発病の原因は、ほかの膠原病と同様に解明されていないのですが、女性ホルモンの分泌に影響する妊娠や出産で発症したり、ストレスの原因となる引っ越しなども、全身性エリテマトーデスの発症のきっかけとなる場合があります。

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