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膠原病の血液検査の項目について

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膠原病の診断は、診察、血液検査、尿検査、画像検査の項目の結果を総合的に医師が判断して、診断がくだされるようになります。
場合によっては、これらのほかに体の組織の一部を採取して調べる「生検(せいけん)」の項目が加わる場合もあります。
血液検査は、少量の血を採取するのみで済みますので、患者さんの肉体的な負担は少なくて済む検査項目となります。
 膠原病は、現在のところ根治療法が確立されていない難病となりますので、患者さんは定期的な通院が必要となります。
治療の目的は、症状の軽快と悪化を防止するということとなります。
実は、膠原病は単独の病気ではなく、全身性エリテマトーデスや強皮症など、いくつかの病気の病気グループの総称が膠原病となります。
ゆえに、共通する治療法がある一方で、治療法も膠原病の種類によって異なるという一面があります。
 定期的に医師の診察受け、尿や血液を検査することによって、膠原病の病変の変化を把握することができます。
つまり、病気の悪化を予防することができるというわけです。
血液検査は、前述しましたように、肉体的な負担が軽く、繰り返し何度でも行うことができ、膠原病の経過が予測できるというメリットがあります。

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 膠原病の血液検査の項目は多岐にわたります。
そして、項目の欄には、CK、IgG、抗核抗体というように、記号や見慣れない単語がたくさん記述されています。
これらはすべて医学用語、もしくは医学用語の略語であり、何について調べたのかということを示す項目となっています。
 中には、抗核抗体などのように膠原病特有の数値を有する項目が存在しており、この病気の診断時には、診断の手がかりとなる重要な血液成分の数値となります。
また、血液中には白血球や赤血球が含まれており、それぞれが特有の働きを担っています。
白血球と赤血球の数値は、一般的な健康診断でも調べられる項目となっています。
そしてこれらの数値は、全身性エリテマトーデスの診断に役立ちます。
 血液中の有効成分の数値を調べることによって、病気を診断することができるのみならじ、病気や薬による影響を判断する手がかりにもなります。
検査項目の数値をみて、新たに薬を処方したり、薬の量を減らすなど、有効な手がかりにもなるということです。

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