リウマチで使用される治療薬について
関節リウマチの症状をお持ちの方やご家族に症状を発症された方というのは、非常に生活に不安を感じている事があるかと思います。
そして、患者さんの中には、終の見えない長期間の治療生活を過ごされた患者さんも多いのではないかと思います。
関節リウマチというのは、基本的には完治という概念と言うものがありません。
そのため、完全に治ったという事は言えない病気です。
これも、関節リウマチの症状をもった患者さんやご家族が不安を覚えるもののひとつなのかもしれません。
この関節リウマチの完治と言える言葉というのが「寛解」（かんかい）というものです。
これは、関節リウマチの症状がなくなった状態のことを指します。
医療機関の医師の方や患者さんというのは、できる限りこの寛解の状態を目指して治療を行います。
関節リウマチというのは、現在でも完全に解明されきれていない物がある病気です。
しかし、確実に医療技術というものは発展をし続けているため、近年では、治療方法や、地治療薬も非常に進化、進歩を遂げています。
そのため、以前の治療目標は「関節リウマチの痛みの改善、緩和」を目指していたのが、「寛解の状態になる！する！」という目標に変わってきました。
・関節の痛みや腫れがなくなって、検査値異常もない状態。
・身体機能の障害が進行しない状態
・関節破壊の進行がない状態
これが寛解と呼べる状態になります。
この寛解を目指すべく治療を行うことになるのですが、ここで重要になるのが、治療薬になります。
関節リウマチの治療に関しては、ほとんどが薬物療法をおこなうことになります。
そのほかにも、手術や、リハビリというものもあるのですが、症状に合わせて行わないとよけいに関節を破壊することにつながりますのでしっかりと状態を把握する必要があります。
この治療に関しては「消炎鎮痛薬、抗リウマチ薬、ステロイド、生物学的製剤」これらがほとんどになり、いくつか組み合わせることで症状に改善があったのかどうかを確認して効果を確かめていきます。
これは、万人に同じ薬が効果をもたらすという訳ではないという事があるためです。
メトトレキサート（リウマトレックス）というアンカードラッグを軸にして、色々な薬を使用していきます。
関節リウマチというのは進行することで、生活に大きな弊害をお越します。
そのため、治療に関しては早期に行うことほど大事な物はありません。
１度きりの人生ですので、辛いだけで済ますのではなくいかにして、寛解を目指して今後の生活をよりよいものを目指していくのか考えて見てください。
リウマチで使用される治療薬について記事一覧
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