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診察による関節リウマチの判断基準とは

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いろいろとリウマチの検査や、症状、薬に関しての記載を行いましたが、今回は症状によるリウマチの判断基準に関して説明をしたいと思います。
リウマチと診断されるには7つの項目があるのですが、そのうち4項目が該当した場合に関節リウマチとして診断をされるようです。

 

1-朝のこわばりの状況が少なくとも1時間以上続いている。
2-3ヶ所以上の関節に炎症が原因と思われる腫れがある。
3-手の指、第二関節又は第三関節(これは指の付け根の関節になります)、または手首の関節に炎症による腫れがある。
4-左右対象の関節部に炎症による腫れがみられる
5-肘や膝などにリウマトイド結節(皮下結節)がある
6-血液検査でリウマトイド因子が陽性であること
7-X線検査を受けて、手の関節に異常が見られた場合

※ 上記の項目のうち、1から4までは6週間以上の持続がみられること

 

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初期症状の関節リウマチというのは、関節の炎症や痛みがあり、また軽度の貧血、血液異常がみられるのですが、これらの症状というのは、ほかの病気でも該当するものがあるために、発症のはじめの時期では診断を行うことが困難です。
上記の項目は米国リウマチ学会の分類判断基準になっております。ほかの検査もあるのですが、そのほかとしてこの項目に沿って関節リウマチかどうかを判断を行います。とはいえ、ほかの検査を交えても初期症状による判断とうのは2か月ほど要すると言われています。
リウマチは薬による副作用があったり、症状の後遺症といったものが非常に患者個人に負担を与えます。そのためより慎重な判断をおこなうと言うことが大事になってきます。
また似た症状の膠原病や、病気と行ったこともありえるので、違う薬を使ってしまい大変な事が起こるとも限りませんので、時間がかかるかもしれませんが、あせらず医師や専門医による診察結果を待ちましょう。
また診断結果を待つ間に不安や、体に違和感や症状の悪化が見られる場合はすぐに医師の診察をうけ速やかや対処を行いましょう。

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