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リウマチの発症のきっかけについて等

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リウマチとは全身の関節に炎症が起きてしまい、それが原因となって関節に痛みや腫れ等を感じるようになる疾患の事を言います。
具体的にはそれぞれの関節には滑膜と呼ばれる内面を覆っている膜があるのですが、この滑膜に何等かの理由で炎症が起きる事がきっかけで発症するとされています。
現在でも原因が明確になっていないという特徴があり、そのため完治させるのがとても難しい疾患としても知られています。
 上記したようにリウマチが起きる原因については明確になっていないですが、きっかけに関しては分かってきている事があります。
このリウマチのきっかけについては、体内の防御機能である免疫の働きが大きく関わっていると分かってきたのです。
 免疫機能とは体内に侵入した異物を攻撃・排除する機能ですが、その免疫の中にサイトカインという物質があります。
サイトカインも異物の排除を主な役割としていますが、何等かのきっかけで異常に増えてしまう事があるのです。
 このサイトカインの異常増殖がきっかけとなって関節に腫れや痛み等が発生し、リウマチの発症へと繋がると言われています。
ただサイトカインが増えるきっかけについてはまだ明確になっておらず、このきっかけについては今も研究が続けられています。

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 リウマチを発症した場合に現れる症状としては関節の痛みや腫れ、こわばりを感じて動かしにくくなる等が挙げられます。
この疾患を発症すると少しずつ関節の破壊が進んでいくので、だんだんと関節の変形が起きてくるようになります。
 それ以外にもこの疾患を発症した場合には発熱や全身の倦怠感、食欲不振等といった全身症状が現れてくる事も多いです。
前述したようにリウマチは一度発症すると完治させるのが難しいので、出来るだけ早く治療を開始して進行を遅らせる事が大切になります。
そのため少しでも発症した疑いがある場合には、出来るだけ速やかに病院を受診して治療を受けるのが望ましいです。
 リウマチの治療方法については薬物療法やリハビリ、手術等の種類があるので状態に合わせて治療方法が選択されます。
薬物療法ではステロイド薬や消炎鎮痛薬等が処方される事が多く、手術は関節の機能を改善する事等を目的に行われます。
 また現在ではサイトカインを阻害する薬も使われるようになってきていて、高い効果を発揮してくれています。

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