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膠原病の原因は解明されていませんが、食生活で改善させられます

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膠原病は単独の病気ではなく、いくつかの病気からなる病気グループの総称となります。
そして、膠原病の種類については、関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、シェーグレン症候群、ベーチェット病、混合性結合組織病、血管炎症候群、抗リン脂質抗体症候群となります。
 膠原病の中でも全身性エリテマトーデスは、診断基準が確立されています。
ゆえに、原因は解明されていませんが早期発見が可能な疾患となります。
早期治療を受けることができれば、ステロイド薬の服用が必要のない患者さんも少なくありません。
しかし、全身性エリテマトーデスでステロイド薬を服用している患者さんには、血液に要注意サインが高確率で現われるようになります。
 具体的には、全身性エリテマトーデスの患者さんの血液は、中性脂肪酸値や悪玉コレステロール値が高いという特徴があります。
そして、血液の状態は、食生活を改善させることによってある程度向上させることができます。
つまり、膠原病の悪化を防ぐ食生活が存在しているということです。
正しい食生活が、病気を悪化させる原因を排除させることにつながります。

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 具体的な食生活の改善方法についてご紹介します。
まず、脂肪は筋肉よりも魚で摂る食生活を意識しましょう。
コレステロールを過剰摂取すると、高脂血症となって血液が流れにくくなります。
高脂血症は、膠原病、特に全身性エリテマトーデスの患者さんに多い、大腿骨頭壊死の原因となる可能性があります。
大腿骨頭壊死は、ステロイド薬の影響でも起こる可能性がありますので、食生活には注意する必要があります。
 動物性脂肪を含む食品が肉であり、肉は悪玉コレステロールを多く含んでいます。
一方、魚のコレステロールは善玉コレステロールを大量に含んでいますので、肉食が好きな人でも大腿骨頭壊死の原因を排除させるためには、食生活で魚を増やしていくようにしましょう。
 膠原病の治療薬ステロイドには、副作用として骨粗鬆症を引き起す可能性があります。
ゆえに、膠原病の患者さんはカルシウムを積極的に摂る食生活を心がける必要があります。
そのほかには、水分をたっぷりと摂るようにし、塩分を控え、甘いものを控えて摂取エネルギーを抑えるように心がけましょう。
 膠原病のはっきりとした原因は、現在のところ解明されていません。
しかし、その病気の仕組みから自己免疫疾患といわれています。
原因がはっきりしていませんので、決定的な治療法は存在していませんが、食生活などによって病気を回復させることは可能です。
精神的なストレスや疲れは、膠原病を悪化させる原因となります。

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