リウマチのリハビリでの注意点とはどういうもの？
リウマチの治療の上で大事なことのひとつに「リハビリ」と言うものがあります。
このリハビリを行うことで日常生活に支障が出ないようにしなければいけません。
しかしながら、リウマチの治療も症状によってリハビリ方法が異なります。
リハビリの方法を間違えると逆に、症状が悪化することがあります。
そのためリハビリの選択というのは大事になってきます。
では関節リウマチのリハビリについて今回は説明をしていきたいと思います。
まずは関節リウマチの炎症の状態によってリハビリ方針を決めていくことになります。
関節破壊や変形など、そのレベルに合わせてリバビリ方法を決め状況におおじて変更、見直しを行うことになります。
運動によるリウマチ治療の前に行うものとして「温熱療法」と言うものがあります。
炎症期の方ですと、禁忌とされておりこの辺も医師の方と相談するようにしてください。
血流やリンパの流れを良くすることが目的にされており、循環を改善する子により、痛みの軽減につながっていきます。
また逆に「寒冷療法」という、氷などをしようした方法もあり、こちらの場合は、「炎症期」の痛みの軽減を目的としています。
続いてが、「運動療法」に移るのですが、こちらで注意することは、自分のリウマチの症状に合わせて行う必要がありますので、くれぐれもご自分で行うことは避けてください。
また運動療法のみでは、症状が回復になると言うことはまずありえませんので、薬物療法と同時に行うようにしてください。
「急性期」では、現状を維持出来るような関節の訓練を目時としています。
また「慢性期」ですと、運動による改善が目的になってきます。
おもな運動としては「関節可動域訓練」といってエクセサイズと行った方が、治療に関しての敷居が下がるかもしれません。目的としては、関節の可動域の改善が挙げられます。
しかしながら、関節の破壊がかなり進んでいる方ですと、この治療を取り入れても改善することは難しく、余計に悪化させることになりますので注意がひつようです。
またエクセサイズの翌日に痛みがあるようでしたら注意が必要です。
「リウマチの伸張訓練」こちらは伸び縮みにかんするエクセサイズになるのですが、これにより、関節の固着などを防止する狙いがあります。
「関節リウマチの筋力増強」リウマチ患者というのは、初期の段階で筋力の低下が或ことが多いです。また手術を行なった後に、筋肉の増強にかんする治療を行います。
こちらも症状により悪化する可能性がありますので、注意が必要です。
比較的、個人宅でも可能な運動がほとんどなのですが、過度なエクセサイズにより症状が悪化することもありえますので、医師との相談の上行うようにしてください。
